平成28年5月28日(土)霊山に登ってきました、今回はお子様も同伴とのことで軽めの山を楽しく登るのが目的です。
霊山
福島県伊達市と相馬市との境にそびえる標高825メートルの山である。国の名勝、日本百景、およびうつくしま百名山に指定されている。また、南北朝時代の重要な城跡遺構として国の史跡に指定されている。紅葉がとても綺麗で標高があまり高くないので主な山の紅葉が終わったころにピークをむかえます、そのため紅葉の見納めに多くの登山客、観光客で賑わいます。
出典:wikipedia
霊山城の歴史についても調べて紹介しようかと思いましたが、あまり詳しく説明しても登山カテなので興味がある人はあまりいないでしょう(笑)、時間があれば今歴史カテの方で紹介します。
登山開始!登山口から宝寿台までは斜度がある登りが続く
今回は同級生からの依頼で霊山登山のお付き合い山歩きです(ガイドと言いたかったがガイドと言えるほど霊山についての知識はない)、初めての子供同伴って事でどうなることかと少し心配しながらのスタートです。
宝寿台までの登りは少し傾斜がきつく階段歩きとなるので結構足に負担がかかる、心配をよそに子供はポンポン登っていく、まったく疲れないようだ息もぜんぜん上がっていない、上がっているのは大人3人(笑)、体力面での心配は特に無いようだ、どちらかというと同級生の方が心配。
自分の足で登って見る景色
宝寿台に着くと遠景が悪いながらも高い所からの景色は素晴らしい、3人共に自分の足で登った高台からの景色は格別だったようだ。登山の良い所はやはり自力で登る事によって見えた景色の感動が大きい事だ、車で山頂まできて見る景色とは感動は比にならない、私が登山にはまったのも体力の限界を感じつつ登った山からの景色に感動したからである、確か栗駒山だった気がする。やはり登山はファーストインパクトが重要だ!雨の日に登って山頂の景色が何も見えなかったら登山に対する印象が180度違ってしまう。
梯子場が多い霊山なのでできるだけ補助のできる位置で登り降りをした、自分ができるリスク排除は徹底して行う、無事家に帰す事が一番の目標なのである。
危険な場所でも手摺を設けない勇気
天狗の相撲場も霊山では危険な場所になるだろう、ここも手摺をつければ安全になるのだが手摺を付ける事でせっかくの美観を損なうことになる、あえて手摺を設けず人の進入を許可している自治体に感謝したいと思う。
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山ツツジが咲く、緑生い茂る霊山城跡
護摩壇を通過して霊山城跡に着くとそこは緑が生い茂っていた、秋や冬の時期にしか来ていなかったのでとても新鮮な光景でした、西物見岩で眺望を楽しんだ後は霊山最高峰である東物見岩へ、セミの鳴き声が大きくなったのでもしかしたら抜け殻あるかもよと話しをしているとすぐに抜け殻が見つかった、1個2個3個、、、5個凄い数だ、そこらじゅうにセミの抜け殻が見つかる。登山道では宙に浮いているように見える青虫がうねうねしていた、糸を垂らしてぶら下がっている、それも1匹では無く何匹もいた、これは虫嫌いには恐怖でしょう、注意してみておかないとわからないので先頭を歩く人は気をつけて歩きましょう
お互いびっくり!登山道で白いカモシカに遭遇
蟻の戸渡りではザックに付けていたストックが松の木に引っ掛かりストックがザックから抜けるハプニングが!笑いの神降臨です(笑)←注意しながら歩くように促していたので大事には至りませんでした。
その後登山道を歩いていると白いカモシカが奥の登山道からこっちを見ている、急いでカメラを構えるも写ったのはカモシカの白いおしりだけでした、霊山はカモシカの遭遇率が非常に高い、3回登って2回見ている、白いカモシカは初めて見ました、後を追ってみたが逃げ足が速く見つけられませんでした、体重が重いのかドシドシ走っていきます。その後は登りの登山道に合流し駐車場までてくてく歩いて終了です。
約3時間の登山でしたが、無事怪我も無く楽しい登山で終わる事ができました、子供との登山は勉強になる事がたくさんありますね~良い経験をさせていただきました。
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