先日日頃の疲れを癒す為、福島は土湯温泉「山水荘」へ泊まってきました。
実はこの旅館は小学生の頃に地元の子供会で泊まりに行った旅館なんです、特徴は地下に温水プールがあってみんなで泳いだ記憶が微かに残ってました。
建物はだいぶ古いので目新しさはありませんが、立派な玄関です。
平日だったので車は少なく駐車場も空いていました。
土湯はこけしが有名で館内でも至る所にこけしの人形が飾られています、今でこそ購入する人は少ないでしょうが、私の実家には祖父が好きだったようで何十体ものこけしが飾られています、どこか泊まりに行くたびに購入してきたのでしょう。
こけしは1体1体、手作りで作られるので微妙に表情が違ったりして面白いです。正面玄関には3m以上もの高さのこけしが置いてあります、もし山水荘に泊まる事がありました正面のこけしに注目してください。
受付を済ませ、部屋に案内されるまでロビーで待つのですが、飲み物とお茶菓子のサービスがありました。食べ終わると部屋に案内してくれるようです。
ロビーから見える中庭が綺麗でした。
部屋案内されて、ドアを開けた所にかわいいお人形が置いてあります、今回は赤ちゃんプランでの宿泊だったので用意してくれたようです。
案内してくれたスタッフさんの礼儀もしっかりしており、従業員への教育がしっかりなされていて気持ちが良いです。深々と頭を下げられお辞儀されるとなんだか申し訳なく感じてしまう。
夕食まで時間があるので夜には女性専用になってしまう「太子の湯」へ。
ここは14:00~18:00(男女フリー)、19:00~23:00(女性専用)、5:00~10:00(男女フリー)となっており、夜は女性のみの入浴となる。
男女フリーなので混浴という意味ですね、特に期待はしていなかったが、ドアを開ける時は少し緊張しました。案の定、誰も入っている人はおらず、貸切風呂です。
隣を流れる荒川の滝が大迫力で湯に浸かりながら見る滝は贅沢です。
部屋に戻り、6ヵ月の娘と妻との3人で夕食までゆっくり時間を潰す。赤ちゃん用にバンボの貸し出しもあります。
いつもなら洗濯物畳んだり、ミルク飲ませたり、お風呂の掃除したり、夕食の準備をしたりと慌ただしい時間帯。なんて贅沢な時間の使い方。
夕食は地元福島の旬の食材を使った料理で、量も丁度良い感じ。
食事の後は貸切風呂の「星天の湯」へ、ここは三人で入り行ったのですが満点の星空を眺められる8Fのお風呂は6ヵ月の娘には薄暗く恐怖しかなかったようで大泣きです(笑)、なので満喫することなく1分ほど浸かっただけで終了でした。ちょっと早すぎたようです。
画像をHPよりお借りしました、「星天の湯」はこんな感じです。
部屋に戻り、普通のお風呂に娘を入れ、寝かしつけました。
その後も私はお風呂へ、無類の温泉好きなのでここぞとばかりに入りまくる。
写真は「淵の湯」から見れる風車小屋です、面白いですよね~。淵の湯は二階建てになっていて上の浴槽から下を眺められたり、水深90cmの深湯やサウナ、ジャグジーなどここだけでも十分楽しめるお風呂です。
これで初日に3つのお風呂に入りました。
2日目も朝起きてすぐに1Fにある「つれづれの湯」へ、ここも時間が早かったせいもあり貸切です。
その後、朝食まで時間があったので綺麗な中庭を早朝散歩。
緑が綺麗で奥に歩いていくと浴室から見れた豪快な荒川の滝が見れます。虫に刺されるかと思ったのですが意外にも虫がまったく気になりませんでした。
もうトンボが飛んでいて夏の終わりを感じる7月の朝。
朝食は夜とはがらっと変わってバイキングです。料理も豊富で、中でもクロワッサンのパンが絶品!それと三種のスムージーが美味しかった!あまりの美味しさに全種飲みました。
お腹も満たし、またまたお風呂へ。最後の締めは「滝の湯」
写真だとわかりずらいですが、1枚目の手間のガラス越しに荒川の滝が見れます、大きなガラスが開放感を生んでリラックスできます、夜はライトアップされているようです。
奥にある露店桧風呂は今回のお風呂の中でも一番!日中に入る事をお勧めします!一面に広がる緑の山肌を見ながら入るお風呂は最高に気持ち良いです。
最終的に5つのお風呂に入る事ができて、しかも全て貸切状態で入る事ができました!その間娘の面倒を見ていてくれた妻に感謝です。
帰りに土湯温泉街にある、まだ出来立てほかほかの「こけしプリン本舗」で1日150個限定のたまご味のプリンを購入し帰宅しました。
帰宅後食べましたが、かなりの美味しさです!近くに行った際にはぜひご賞味あれ!
毎回の事ですがサクッとした感想で申し訳ない(笑)
とにかく「山水荘」は温泉にたくさん入りたい人にはお勧めです、建物自体は古いので絶対綺麗なところじゃないと嫌って言う人には向きません、まぁ旅館ては古さも楽しむものですから、そういう人はホテルの方がいいですよね。
久しぶりに癒された1日でした。
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