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初心者のメダカ飼育 ~1年経過したメダカ飼育まとめ~

メダカを飼い始め1年が経ちました、メダカは丈夫な魚なので飼うことは正直それほど難しくありません。今回は1年飼ってみた経験から初心者でも失敗しない飼い方を紹介したいと思います。

目次

自然のメダカの生きている環境とは

メダカを飼うのに一番良い環境とは自然に生きているメダカの環境に近づけてやる事が一番です、ではどういった所でメダカは生活しているのでしょう。自然のメダカは小川や用水路、田んぼなど水が綺麗な場所、泳ぐのが得意ではないので流れが緩い所やため池など水の動きがあまりなく水深が浅い場所を好みます。

メダカを買う前に飼育環境を整えよう

自然のメダカが好む環境がわかりました、では家で飼う環境を作りましょう。これができていないとせっかく買ってきたメダカをすぐ死なせてしまう確率が高くなります。

水槽選び

45cm水槽 レグラス

出典:charm

水槽は大きければ大きい方がいいですが、飼育するメダカの数でだいたいの目安がわかります。俗に言うとメダカ1匹に対して1Lが基本で、少し余裕をみて1匹に対して2L以上で飼うのが理想的ですね。個人的には45cm水槽をお勧めします、だいたいの人は60cm水槽をお勧めしてきます、やはり大きい水槽の方が水質の変化や水温の変化が少なくて済むので安定して飼うことができるからなのです。ただ60cm水槽は重い!!45cm水槽でもかなりの重さになります、移動が必要になったときなどかなり大変です。私は水槽の移動で腰を何回か痛めました。

水槽の大きさはだいたい規定がありますが今回紹介する45cm水槽の容量は45×30×32cmで約43Lになります、実際には床材を入れたり少し水位が低い状態で飼うので約38Lの飼育水になります。38L÷2Lが19なので19匹のメダカを飼うことができます。このくらいの数でしたら余裕をもった飼育ができ産卵も期待ができます。因みに人気のある30cmキューブ水槽の場合水量約27L実際の飼育水は約24Lでメダカ12匹の計算になります。現在は50匹ほどメダカを飼っているのですが将来的にはこのくらいの数にしたいと思っています、観賞用に飼うには50匹は多すぎる、去年調子に乗って増やしすぎました、しかもヒメダカを、、、、。かなり知り合いに配ったのですが現在貰い手がいなくなりました(笑)。

クリスタルキューブ

出典:charm

実際にはこの倍の数で飼育することも可能ですが、過密の水槽飼育は繁殖しなくなるといったデメリットがあります、もし繁殖してみたい人は少ない数で飼いましょう!

底材

メダカ床材

出典:charm

これは水槽の下に敷く砂、石、土のことを言います、私の経験上あまり粒の大きい物は入れない方がいいです、一度稚魚から育てたメダカを親メダカの水槽に戻したら、ビックリしたときなどメダカは底に隠れる性質があり粒の大きいソイル(土の玉)の間に挟まって死んでしまうことが多数ありました。

水草を一緒に入れる場合はソイル系の床材が良いと思います。成分が土なのでよく育ちます、他にもPHを安定させたり水質浄化の作用もあるようです。

お勧めはソイル(土の玉)ですが、ソイルには寿命があります、長い間使っていると土の玉が崩れてしまいます、基本的に1年に一度水槽のリセットが必要になります、定期的に床材の掃除をしている人で長期間そのまま使ってるなんて人もいますがリセットは必要でしょう、このような手間が嫌な人は砂利や砂を敷くのが良いでしょう。

エアーポンプ

EA-PONNPU

出典:charm

エアーポンプは使わなくても飼うことができますが個人的には使った方が良いと思います、数が少なければそれほど必要とは思いませんが、ある程度数がいる場合はエアレーションで水中の空気の量を多くした方が安心です、バクテリアの生存にもエアレーションは必要かと思います。水草が多い場合なども夜間に水槽内が酸欠になりメダカが死んでしまうなんてケースもあるようです、他には水面に油膜ができるのを防止するなんて効果もあります。私はスポンジフィルターでエアレーションさせています、エアポンプはいろんな種類使いましたが水心一択ですね、これほど音が静かなポンプで実績のあるポンプは他にないかと思います。因みにエアーポンプにホースが付属していない物が多いので別にホースとホースを水槽に固定するキスゴム、エアー量調整用に分岐金具は必要になります、それほど高い物ではないので揃えて下さい。

濾過フィルター

濾過フィルターは種類がたくさんあります

外部式フィルター

外掛け式フィルター

流動式フィルター

上部式フィルター

底面式フィルター

投げ込み式フィルター

スポンジフィルター

テトラ ツインフィルター

出典:charm

だいたい水槽セットで売っているものだと外掛け式のフィルターが入っていますが正直あまり効果がありません、定期的に濾材の交換が必要なのでランニングコストがかかります、メダカ飼育にそんなにお金かける必要ありません。それぞれメリット・デメリットがありますが初心者の人には楽に飼育ができて安く飼い始められる事が良いと思っています。そこでお勧めするのがスポンジフィルターです、このスポンジフィルターはエアレーションと一緒になっていて濾過とエアレーションを同時に行えます、メンテナンスは写真のタイプだと2つスポンジが付いているので水換え時に片方のスポンジを抜いて交換で抜いた水の中でもみ洗いするだけです、なぜ片方づつかと言うとスポンジがバクテリアの住処になっているので両方いっぺんに洗ってしまうとバクテリアの数がかなり減ってしまうからです。バクテリアの重要性は今度時間があるときに説明します(笑)、メンテナンスが良い事の他に安い事も良いですね、やはりイニシャルコストは低い方が良いです。濾過能力はそれほど高くないので心配な方はもう一つ余分に入れましょう、メダカ水槽なら1つで十分な気がします。毎年リセットする気があれば底面式フィルターも安くて濾過能力が高いのでお勧めです!

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照明

コトブキLED

出典:charm

照明はメダカ飼育に必要かと言われればいりません(笑)鑑賞目的で綺麗に見たい人はつけましょう、他には水草の飼育に必要になってきますが種類によっては照明は必要ないので必携ではありません。

水草

水草

出典:charm

水草はペットショップに行くとたくさん種類があってこれ入れたいあれも入れたいとなると思います、しかしほとんどがある程度強い光とCO2添加が必要な水草です、この2つの条件を満たすには倍以上の出費になるので諦めて強い光もCo2も必要ない水草を入れましょう、簡単に育てられる代表的な水草は次の水草です。

アナカリス

カボンバ

ウィローモス

スクリューバリスネリア

アヌビアス ナナ

アマゾンソードプラント

アマゾン・フロッグピッド

マツモ

ロタラ・インジカ

ホテイソウ(太陽光が当たる場所なら良い、卵の採取に最適)

中でも容易なのはウィローモス、アナカリス、カボンバ、マツモ、ホテイソウですね、この種類はどこでも売ってますし、安いうえに繁殖が凄いです、どんどん増えるので1株買って水槽に入れておくだけでいつのまにかジャングルになりますよ(笑)。水草で注意したいのが残留農薬!アヌビアス ナナは残留農薬が多い事で有名です、私はこのナナを水槽に入れて全滅させるとこでした、水草売り場に農薬除去の薬が売っています、安いので一緒に買って水槽に入れる前に除去しましょう。ホテイソウは水面に浮く水草で根っこの部分にメダカは卵を産み付けます、ホテイソウを取り出すと卵がたくさんついているので指でしごくと簡単に卵の採取ができますよ。

水を作る

小川

以上の機材や水草を揃えたら水槽に床材を敷いて水草を植え水を入れエアレーションをかけます、翌日水をすべて入れ替えます。その後、約1週間ほど放置し半分の量の水替えをします、また1週間放置し半分の水替えをします、できれば2週間目の水替えはカルキ抜きした水を使用して下さい、翌日水槽の水が落ち着いたらパイロットフィッシュでメダカ2匹を水合わせしてから水槽に入れ様子を見ます、生体を入れるとバクテリアが発生し水が安定してきます、本当なら水質を試験薬で確認した方が良いですが正直そこまでしなくて良いと思います。できれば水槽に水を入れてから1ヶ月様子見したいところですがメダカならパイロットの2匹が1週間生きていれば自分が飼いたい数を入れても良いと思います。一応安全な死なせない飼い方を紹介しましたが、実際はメダカを買ってきて水槽に水道水を入れて生きてるなんて話もざらにあります、ただ良い環境で飼ってあげる事が大事だと思います、できるだけメダカにストレスのない飼育をしたいものです。

カルキ抜きはバケツに水道水を入れ、部屋の中で蓋をして常時用意しておきます、そんなスペース無いって人はカルキ抜きの液体が売っていますので買っておきましょう、緊急で水替えが必要な時が必ずありますので重要ですよ。水合わせはメダカの場合エビと違ってそこまで神経質ではないので買ってきた生体を袋のまま水槽に浮かべて1時間ほど放置しておいてください、水槽に入れる時は生体のみ入れるようにしてください。

初日

水槽に床材を敷いて水草を植える

水を入れエアレーションをかける

翌日

水をすべて入れ替える

 

1週間後

半分の量の水替えをする

 

2週間後

カルキ抜きした水で半分の量の水替えをする

翌日

パイロットフィッシュ投入

 

3週間後

パイロットフィッシュが問題ないようならメインのメダカ投入

 

次回の飼育日記は水槽のリセットと外飼いの準備を始めますので記事にしたいと思います。

写真の下にcharmさんのリンクを貼っておきました、水草も無農薬で各生体も簡単に手に入るのでお勧めです、生体は気温が高い時期は死着が多くなるので暑くなる前に注文しちゃいましょう!charmさんの生体の梱包はしっかりしていて死着保障もしっかりしているので安心ですよ。

 

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