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【まとめ】PSB培養、エビオス以外で代用できるものは?初心者向けに解説

【まとめ】PSB培養、エビオス以外で代用できるものは?初心者向けに解説

「メダカ飼育を始めたいけど、水質管理が不安…」

「PSB培養に興味があるけど、エビオス錠以外でできる方法を知りたい!」

そんなあなたへ。この記事では、PSB培養の基本から、エビオス錠以外の代替品を使った培養方法まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

PSB(光合成細菌)は、メダカ飼育の水質改善に効果的なだけでなく、メダカの成長促進や病気予防にも役立つ優れものです。

しかし、PSB培養というと、エビオス錠を使う方法が一般的で、「エビオス錠がないとできないの?」「他に代用できるものはないの?」という疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

ご安心ください!PSB培養は、エビオス錠以外にも、様々な代替品を使って行うことができます。

この記事を読めば、あなたも手軽にPSB培養を始められます。

ぜひ最後まで読んで、PSB培養に挑戦してみましょう!

目次

1. PSB培養の基本を理解しよう

PSB培養、エビオス以外で代用できるものは?初心者向けに解説

PSBってどんなもの? メダカ飼育に役立つ理由とは?

PSBは、「光合成細菌」の略称です。 光合成細菌は、太陽光や人工の光を利用して光合成を行う細菌の総称で、水田や河川、湖沼など、自然界のあらゆる場所に生息しています。

メダカ飼育におけるPSBの効果

PSBはメダカ飼育において、様々な効果が期待できます。

1.水質浄化作用

PSBは、水中のアンモニアや亜硝酸などの有害物質を分解し、無害な物質に変換する働きがあります。 これらの有害物質は、メダカのエラや皮膚を傷つけたり、病気の原因となることがあります。 PSBを水槽に添加することで、水質を改善し、メダカが健康に過ごせる環境を作ることができます。

2.メダカの成長促進

PSBは、メダカの成長に必要な栄養素を豊富に含んでいます。 ビタミンB群やアミノ酸などの栄養素は、メダカの成長を促進し、健康な体を維持するのに役立ちます。 また、PSBはメダカの腸内環境を整える効果もあり、消化吸収を助けることで、より効率的に栄養を摂取できるようになります。

3.病気予防効果

PSBは、メダカの免疫力を高める効果も期待できます。 健康なメダカは、病気に対する抵抗力も強くなります。 PSBを定期的に添加することで、メダカの免疫力を高め、病気の発生を予防することができます。

4.餌としての役割

PSBは、メダカの餌としても利用できます。 特に稚魚の頃は、PSBを餌として与えることで、生存率を高めることができます。 また、成魚にとっても、PSBは栄養価の高い餌となります。

PSBを培養するメリット

市販のPSB液を購入するよりも、自分でPSBを培養する方が、コストを抑えられます。 また、培養するPSBの濃度を自由に調整できる点もメリットです。 さらに、自分で培養することで、新鮮なPSBをメダカに与えることができます。

PSBは、メダカ飼育において、水質浄化、成長促進、病気予防など、様々な効果を発揮する、まさに万能な存在と言えるでしょう。

2. エビオス以外でPSBを培養する方法

PSB培養、エビオス以外で代用できるものは?初心者向けに解説

PSB培養に必要なもの

PSB培養に必要なものは、以下の5つです。

1.培養容器

  • 透明なペットボトルやガラス瓶: PSBは光合成を行うため、光を通す材質の容器が必要です。
  • 容量: 培養したい量に合わせて、適切なサイズのものを選びましょう。
  • 清潔さ: 雑菌の繁殖を防ぐため、使用する前にしっかりと洗浄・消毒しましょう。

2.PSB原液

  • 種菌: 培養を始めるためのPSBの元となるものです。
  • 入手方法: 熱帯魚店やアクアリウムショップ、オンラインショップなどで購入できます。
  • 種類: 液体タイプや粉末タイプなど、様々な種類があります。

3.栄養源

  • エビオス錠: ビタミンB群やミネラルなど、PSBの増殖に必要な栄養素が豊富に含まれています。
  • エビオス錠以外の代替品
    • 他の酵母製剤(強力わかもと、スーパービール酵母Zなど)
    • 魚粉
    • 粉ミルク
    • 米のとぎ汁
    • 砂糖、重曹、クエン酸
    • 市販のPSB培養液

4.光源

  • 太陽光: 自然光を利用するのが最も経済的です。
  • 人工光: LEDライトなど、植物育成用の照明器具も使用できます。
  • 照射時間: 1日8時間程度を目安に、光を当てましょう。
  • 注意点: 直射日光は避け、適度な光量を保ちましょう。

5.エアレーション(任意)

  • 目的: 培養液に酸素を供給し、PSBの増殖を促進します。
  • 方法: エアーポンプとエアストーンを使用します。
  • 注意点: エアレーションを行う場合は、雑菌の混入を防ぐために、清潔な器具を使用しましょう。

これらのものを揃えれば、自宅で簡単にPSBを培養することができます。

エビオスの代替品となる栄養源を紹介

PSB培養でエビオス錠の代わりに使える栄養源は、いくつかあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものを選びましょう。

1. 他の酵母製剤

エビオス錠と同じく、ビール酵母を主成分とした酵母製剤もPSB培養に利用できます。

  • 強力わかもと: 胃腸薬として有名なわかもとですが、エビオス錠と同様にビタミンB群、ミネラル、アミノ酸などを豊富に含んでいます。
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  • スーパービール酵母Z: アサヒグループ食品から販売されているビール酵母製品です。こちらもPSBの栄養源として利用できます。

2. 魚粉

魚粉は、動物性タンパク質が豊富で、PSBの増殖を促進する効果があります。

  • 入手方法: 熱帯魚店やペットショップ、釣具店などで購入できます。
  • 注意点: 魚粉は独特の臭いがあるため、使用量には注意が必要です。また、水に溶けにくいので、よくかき混ぜて使用しましょう。

3. 粉ミルク

粉ミルクには、乳糖やタンパク質が含まれており、PSBの栄養源となります。

  • 入手方法: スーパーやドラッグストアなどで購入できます。
  • 種類: 成分や価格が異なる様々な種類の粉ミルクがあるので、用途に合わせて選びましょう。
  • 注意点: 水に溶けにくい場合があるので、よくかき混ぜて使用しましょう。

4. 米のとぎ汁

米のとぎ汁には、PSBの栄養源となるビタミンB群やミネラルが含まれています。

  • メリット: 手軽に入手できるという点です。
  • 注意点: 栄養価はエビオス錠などに比べると低いため、培養に時間がかかる場合があります。

5. 砂糖、重曹、クエン酸

砂糖を主な栄養源として、重曹とクエン酸でpH調整を行う方法もあります。

  • 砂糖: PSBのエネルギー源となります。
  • 重曹: 水のpHをアルカリ性にするために使用します。
  • クエン酸: 重曹でアルカリ性にした水を中和するために使用します。
  • 注意点: 砂糖の濃度や重曹とクエン酸の量を調整することが重要です

6. 市販のPSB培養液

市販のPSB培養液を利用する方法もあります。

  • メリット: 培養に必要な栄養素がバランス良く配合されているため、安定した培養が期待できます。
  • 注意点: 製品によって価格や成分が異なるので、よく比較検討してから購入しましょう。

これらの栄養源を参考に、エビオス錠以外でPSB培養に挑戦してみて下さい。

3. 代替品を使ったPSB培養方法を解説

各代替品を使ったPSB培養の手順

ここでは、エビオス錠以外の代替品を使ったPSB培養の手順をそれぞれ解説します。使用する容器はペットボトルが良いと思います、ここでは1.5リットルのペットボトルの分量で紹介します。

1. 他の酵母製剤(強力わかもと、スーパービール酵母Zなど)

  • 培養容器にPSB原液を100ml入れる。
  • 水道水を容器の8分目まで入れる。
  • 酵母製剤を10錠程度入れる。
  • よくかき混ぜて、蓋を軽く閉める。
  • 明るい場所に置く。
  • 1日1回程度、容器を振ってかき混ぜる。
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2. 魚粉

  • 培養容器にPSB原液を100ml入れる。
  • 水道水を容器の8分目まで入れる。
  • 魚粉を小さじ1杯程度入れる。
  • よくかき混ぜて、蓋を軽く閉める。
  • 明るい場所に置く。
  • 1日1回程度、容器を振ってかき混ぜる。
  • 注意点: 魚粉は臭いが強いため、換気をしっかり行いましょう。

3. 粉ミルク

  • 培養容器にPSB原液を100ml入れる。
  • 水道水を容器の8分目まで入れる。
  • 粉ミルクを大さじ1杯程度入れる。
  • よくかき混ぜて、蓋を軽く閉める。
  • 明るい場所に置く。
  • 1日1回程度、容器を振ってかき混ぜる。

4. 米のとぎ汁

  • 培養容器にPSB原液を100ml入れる。
  • 米のとぎ汁を容器の8分目まで入れる。
  • 蓋を軽く閉める。
  • 明るい場所に置く。
  • 1日1回程度、容器を振ってかき混ぜる。
  • 注意点: 米のとぎ汁は腐りやすいので、毎日新しいものと交換しましょう。

5. 砂糖、重曹、クエン酸

  • 培養容器にPSB原液を100ml入れる。
  • 水道水を容器の8分目まで入れる。
  • 砂糖を大さじ1杯程度入れる。
  • 重曹を小さじ1/2程度入れる。
  • クエン酸を小さじ1/2程度入れる。
  • よくかき混ぜて、蓋を軽く閉める。
  • 明るい場所に置く。
  • 1日1回程度、容器を振ってかき混ぜる。
  • 注意点: 砂糖の量や重曹とクエン酸の量は、水のpHが弱アルカリ性になるように調整しましょう。

6.市販のPSB培養液

別記事でも紹介してますが、市販のPSB培養液を使う方法が成功確率は一番高いです、下記の商品を使って培養してますが100%成功しています。ふやしてPSBのみの販売もありますがPSB原液とセットで購入して培養した方が間違いありません、価格も数百円の違いなのでこちらのセットがおすすめ!

培養期間の目安

  • 培養期間は、栄養源の種類や気温、光量などによって異なりますが、一般的には1週間~1ヶ月程度です。
  • 培養液の色が赤や褐色に変化し、特有の臭いがしてきたら、培養成功のサインです。

その他

  • どの方法でも、雑菌の混入を防ぐために、清潔な容器と器具を使用しましょう。
  • 培養中は、直射日光を避け、20~30℃の場所で保管しましょう。
  • 培養液にカビや悪臭が発生した場合は、培養に失敗しているので、廃棄しましょう。

これらの手順を参考に、PSB培養に挑戦してみて下さい。

培養のコツ

PSB培養を成功させるためのコツは、以下の点が重要です。

1. 温度管理

  • PSBは、20~30℃の温度帯で最も活発に増殖します。
  • 特に冬場は、気温が低いと増殖が遅くなるため、室内の暖かい場所に置くか、ヒーターなどで保温するのも良いでしょう。
  • 夏場は、直射日光が当たると水温が上がりすぎて、PSBが死滅してしまう可能性があります。
    • 直射日光を避け、風通しの良い場所に置くようにしましょう。
    • 必要に応じて、簾や遮光ネットなどを利用して、日差しを遮るのも効果的です。

2. 光量調整

  • PSBは光合成を行うため、光は必要ですが、強すぎる光は逆効果になる場合があります。
  • 特に、直射日光は避け、明るい日陰に置くようにしましょう。
  • 室内での培養では、LEDライトなどの人工光源を利用するのも良いでしょう。
    • その際は、PSB培養に適した波長のライトを選び、1日8時間程度を目安に照射しましょう。

3. 衛生管理

  • PSB培養では、雑菌の混入を防ぐことが非常に重要です。
  • 培養容器や使用する器具は、事前にしっかりと洗浄・消毒しましょう。
  • 培養液を扱う際は、手を清潔に洗い、雑菌の混入を防ぎましょう。
  • 培養容器は、定期的に洗浄・消毒を行いましょう。

4. 栄養補給

  • PSBの増殖を促進するためには、適切な栄養補給が必要です。
  • エビオス錠やその他の栄養源を、適量添加しましょう。
  • 栄養源の種類や量、添加頻度は、培養状況を見ながら調整しましょう。

5. 適切なエアレーション(必ず必要ではない)

  • エアレーションを行うことで、培養液に酸素を供給し、PSBの増殖を促進することができます。
  • エアーポンプとエアストーンを使用して、適度なエアレーションを行いましょう。
  • エアレーションの強さや時間は、培養状況を見ながら調整しましょう。
  • 過剰なエアレーションは、PSBにストレスを与える可能性があるので、注意が必要です。
  • 因みに管理人はエアレーションをしたことがありません。

6. 定期的な観察

  • 培養中は、定期的に培養液の状態を観察しましょう。
  • 色や匂い、濁りなどをチェックし、異常がないか確認しましょう。
  • 培養液の色が赤や褐色に変化し、特有の臭いがしてきたら、培養成功のサインです。
  • カビや悪臭が発生した場合は、培養に失敗しているので、廃棄しましょう。

7. 根気と愛情

  • PSB培養には、ある程度の時間と手間がかかります。
  • 根気強く、そして愛情を持って培養に取り組むことが、成功の秘訣です。

これらのコツを参考に、PSB培養に挑戦してみて下さい。

培養の成功・失敗の見分け方

PSB培養の成功・失敗は、以下の点で判断できます。

1. 色の変化

  • 成功: 培養液の色が、赤色や褐色、赤紫色などに変化します。
    • PSBの種類や培養条件によって、色の濃淡は異なります。
  • 失敗: 培養液の色が変化しない、または緑色や黒色になる。
    • 緑色になるのは、緑藻やシアノバクテリアなどの他の微生物が増殖している可能性があります。
    • 黒色になるのは、腐敗菌が増殖している可能性があります。

2. 匂い

  • 成功: 光合成細菌特有の、わずかに硫黄のような臭いがします。
    • これは、PSBが硫化水素を利用して光合成を行う際に発生する臭いです。
  • 失敗: 腐敗臭や異臭がする。
    • これは、PSB以外の雑菌が増殖していることを示しています。

3. 濁り

  • 成功: 培養液が均一に濃い赤で濁っている。
    • PSBが増殖すると、培養液が濁ってきます。
  • 失敗: 培養液が分離している、色が薄いまたは白く膜が張っている。
    • これは、PSB以外の雑菌が増殖している可能性があります。

4. その他

  • 成功: 培養液の表面に、薄い膜が張ることがあります。
    • これは、PSBが酸素を発生させているためで、問題ありません。
  • 失敗: 培養液にカビが生えている。
    • カビは、PSBの増殖を阻害するため、培養に失敗したと考えられます。

注意点

  • 培養の成功・失敗は、これらの要素を総合的に判断する必要があります。
  • 少しでも異常を感じたら、培養を中止し、培養液を廃棄しましょう。
  • 培養に失敗した場合は、原因を突き止め、改善策を講じるようにしましょう。

PSB培養は、条件によって成功したり失敗したりすることがあります。 根気強く、様々な条件を試しながら、PSB培養に挑戦してみて下さい。

4. PSB培養に関するよくある質問

培養期間はどのくらい?

PSBの培養期間は、一般的に1週間~1ヶ月程度

どのくらいの頻度でPSBを水槽に添加すればいいの?

一般的な目安としては、週に1~2回、水槽の水量の1~5%程度を添加するのが良い

培養したPSBはどうやって保存すればいいの?

PSBを長持ちさせるには、密閉容器に移し替え、冷暗所に保管し、空気を抜いて、必要に応じて栄養源を添加し、定期的に観察しましょう。たまに振って中身を混ぜるとペットボトルの色移りを防げます

PSBを培養する上での注意点

PSB培養は清潔な容器と器具を使い、明るい20~30℃の場所で培養。雑菌混入を防ぎ、定期的に観察し、色や臭いの変化で成功を判断。カビや悪臭は失敗のサイン。保管は密閉容器で冷暗所へ。

  • 培養期間はどのくらい?
  • どのくらいの頻度でPSBを水槽に添加すればいいの?
  • 培養したPSBはどうやって保存すればいいの?
  • PSB培養で失敗する原因は?
  • PSBを培養する上での注意点
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