ミナミヌマエビを飼育する時にどのくらいの大きさの水槽が必要なのか、飼育歴5年の管理人が飼育数に対しての大体の目安となる水槽の大きさを紹介します!これからミナミヌマエビを飼育しようとしている方の参考になればと思っています。
はじめに言っちゃうと水槽の大きさが大きいほど飼育できる数は多くなり、水槽のサイズにより飼育数に限度があり、それ以上に増える事はありません。30cm水槽でミナミヌマエビを100匹飼育することはできなくは無いけど現実的ではないです、100匹まで増えたとしても必ず一定の数まで減ります。こまめに掃除してしっかり水質を維持できればもっと増やす事も可能でしょう。ただ私は手間をかけずに楽しめる事がミナミヌマエビ飼育の良いところと思っているのでわざわざ手間をかけてごちゃごちゃ増やすのもどうなの?と思ってしまいます。
ミナミヌマエビの水槽選び 水槽サイズ別飼育数
水槽サイズ別でミナミヌマエビがどれぐらい飼育可能なのかを私の飼育経験の結果から紹介したいと思います。因みに私の現在使用している水槽は下記の仕様で100匹ほど飼育しています。
コトブキ レグラスR-400(容量26L)
サイズ26×40×30cm
水槽サイズ | 水槽容量 | 推奨飼育数 |
30cm | 12L | 20匹〜60匹 |
45cm | 32L | 40匹〜120匹 |
60cm | 64L | 80匹〜240匹 |
90cm | 182L | 160匹〜480匹 |
※稚エビは数にカウントしていません、稚エビまでカウントすると大変な数になってしまいますw
他にもキューブ水槽だったりワイド水槽だったりオーダーメイドの水槽なんてのもありますが、基本は水槽容量を目安に考えてもらえると良いと思います。
30cm(容量12L)以下の水槽はお勧めしません、水温管理が大変で死なせてしまう確率が高いです。
推奨飼育数は私の経験上、半放置飼育だとこのくらいの数で落ち着くという目安の数です、以前60㎝水槽か90㎝水槽にミナミヌマエビが10,000匹とかの動画みましたが数が多すぎて気持ち悪い水槽になってました。
ミナミヌマエビの水槽選び オススメの水槽サイズは
ミナミヌマエビの飼育をする上でオススメのサイズを紹介します。これは飼育する環境によりますが普通のアパートや戸建で観賞用にミナミヌマエビだけを飼育する目的としてお話しします。
私がオススメする水槽サイズはズバリ!40cmもしくは45cm水槽です
設置場所に余裕があるのであれば60cmがベスト!ただコストは倍かかります。
40cm水槽のメリットはたくさんあります、箇条書きでメリットを紹介します
- 水槽の移動が楽
- 水槽の掃除が楽
- 水替えが楽
- 床材などの消耗品代がお得
- 狭いところでも設置が可能
- 外部ろ過が小さくて済む
- 60cm水槽よりは劣るがレイアウトも遊べる
私が今使っている40cmの水槽ですが水が全て入ると重さが30kgを少し越えるぐらいです、大人が持って移動できるギリギリの大きさかと思います、60cmになると70kgオーバーですから水槽台にも気をつけないとですし大人が1人で持てる重さではありません。一度設置したら持って歩く事はないのであれですが、少し場所を移動したいとか思った時に水をあまり抜かなくても移動できるのは良いです。
年数が経つと床材の交換が必要になるので同じサイズの水槽を立ち上げる必要が出てきます、そのときも40cm水槽であれば簡単に交換することが可能です。
外部ろ過を使用する場合45cmまでならコンパクトモデルの外部ろ過で事足ります、60cm以上になるとろ過機もそれなりのものを用意しなければなりません、消耗品などのコストもかかってきます。
正直見た目のインパクトやレイアウトを楽しみたい人には少し物足りないとは思いますが、逆に40cm水槽のレイアウトを極めるのも面白いですよ!
デメリットは?
40cmや45cmの一番のデメリット見た目のインパクトが弱いことではないでしょうか。外部フィルターやスポンジフィルター、温度計、など人工的な備品を設置すると水草や石、流木などを置くスペースが狭く限られてしまうのでレイアウトを楽しむことが難しくなります。
ミナミヌマエビだけなら良いですが他にタンクメイトを増やしたい場合、あまり数を入れられなくなりますね。ミナミヌマエビ以外も水槽に入れたいと思うのであればミナミヌマエビの数を減らすか水槽を60cmのものに変える必要があります。
ミナミヌマエビの水槽選び おすすめ水槽メーカー
個人的にオススメする水槽のメーカーと商品を紹介します。各社特徴があるので自分に合った水槽を購入しましょう!長い付き合いになる水槽です、安価なものも数多くありますが何回も買い替えるものではありません少しこだわった水槽にしたくないですか?
コトブキ工芸(KOTOBUKI)
フレームレス水槽と言えばコトブキ工芸のレグラスシリーズです、中でもレグラスRは私も使っている水槽で前面の水槽の角が丸くなっていてフレームレスになっています。他のメーカーでも全面ガラスをフレームレスにしているものがありますが出来が違いますね。私はもし水槽を買い替えるなら間違いなくレグラスRを購入します。友人から譲り受けた40㎝水槽でしたがさらに5年使っていても何の問題もありません。
アクアデザインアマノ(ADA)
ADAはデザインがオシャレで質の高いアクアリウムを目指す人向けの水槽になります。基本的にはネット販売はしていません。ADAはアドバンスショップ制度を設けており、専門的な知識を持った専門店の店頭のみでアクア製品を販売しています。展示やコンテストなどの魅せる水槽ですね。関連商品もめちゃくちゃオシャレです。
水草や魚といった「小さな生命を取り扱う製品」だからこそ、ADA製品は専門的な知識を持った専門店の店頭のみで販売をしております。各地域を代表する専門店であるADA販売特約店の中でも「アドバンスショップ」とはネイチャーアクアリウム製品やDOOA製品の品揃えが多い、または世界水草レイアウトコンテストに精通した販売特約店です。ぜひ、お気に入りのショップを見つけましょう!
ADAの商品はズバリ高いです!でもアクアリウムをしている人の中では憧れの水槽でしょう、キューブガーデンスペリアは45㎝水槽で18万円ですwいつか使ってみたい!
キューブガーデン W45×D27×H30 5㎜厚 34L 8,300円
キューブガーデンスペリア W45×D30×H30 5㎜厚 38L 180,000円
ミナミヌマエビ飼育にADAって必要?と言われると必要ないかなwでも使ってみたい憧れの商品です。
他にもGEX(ジェックス)とかNISSO(ニッソー)などもありますが、個人的な好みで言うとやはりコトブキ工芸が品質も良いしデザインも好きです。
ミナミヌマエビの水槽選び まとめ
ミナミヌマエビの水槽選びについて紹介してきました。最終的には自分の好みや予算に合ったものになると思いますが、飼育できればなんでもいいやではなく、少しこだわりを持って水槽を選ぶと愛着が沸くしミナミヌマエビの飼育が楽しくなると思いますよ。
なんでもそうですが選ぶ楽しさってありますよね、水槽は車で言えばボディのようなもの、見た目変な車に乗りたくないですよね、種類もたくさんあります好みの水槽探してみてください。
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