先日会社の清掃員さんから二層式洗濯機の排水が遅くて仕事にならないから見てほしいと言われ分解してみました。簡単な構造なので分解も難しくなく無事排水の流れも良くなったので修理の仕方を紹介します。

※自分で分解した場合、メーカー補償対象外になる可能性もあるので自己責任で行ってください。

 

まずは原因と思われる箇所を順番に確認していきます、一番多いのは純正のホースの潰れと洗濯槽の排水ストレーナーのゴミ詰りです。

純正の排水ホースは年数が経つとホースが曲がっている場所が潰れてしまいます、これは見た目ですぐわかるので一番最初にチェックしましょう。今回は潰れてはいるものの流れが悪くなるほどでは無かったので他に原因があると思われました、今回バックパネルを外して分解するので新しいホースと交換しました。

洗濯槽の詰りは洗濯槽を覗き込むと見えるモーターで回転するかくはん翼の隙間を見ます、穴がゴミで詰まっている場合があります。

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今回はどこも詰まっていなかったのでかくはん翼を外してみました、翼を外すときは中央のとめネジを全部外さないで少し噛んだ状態にしておくとネジを引っ張るだけで簡単に外れます。

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とくに詰まっている場所がなかったので元に戻しました。いよいよバックパネルを外したいと思います、全てネジ止めになっているので下から外していきます、上から外すと下のネジを外す時にパネルが倒れてきて邪魔になります。

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パネルを外すと紐のようなものが2本見えます、左側の紐は脱水槽の蓋の開け閉めと連動しており蓋を明けた時に引っ張られモーターが止まる仕組みになっています、かなり原始的ですね。

中央に見える紐が排水の弁を開け閉めする紐になります、この紐が引っ張られる事で洗濯槽に溜まっている水が排水される事になります。

上部の排水レバーの裏側も確認していきます、ビスを2本外すと上部カバーが外れます、このとき排水弁の紐を外しておかないと外れませんので先に金属のフックを外しておきます。この部分は排水レバーを回して紐が上下に動けば問題ないので外す必要はないと思います。

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ちょっとわかりにくいですが、この中央の白いプラスチックが排水レバーの裏側になります、レバーを回す事でプラスチックが回転し紐が引っ張られるしくみになっています。この部分も特に問題なかったので元に戻しました。

 

ここまで何も問題ありませんでした、レバーを排水に回した時に紐の張りを見てみると排水弁がほとんど開いていない事がわかりました、分解してみます。排水弁の蓋は硬いのでプライヤーを使いました、蓋がプラスチックだと傷がつくので嫌な人はゴムなどで保護してから挟んでください。因みに写真は締める時に撮った写真です、開ける時はプライヤーは逆に挟んでください。まぁどっちの向きでも外す事は可能ですが正しい使い方って事で(笑)

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開いてみると排水弁のゴムパッキンの周りに繊維くずがたくさん付着していて上下の動きが鈍くなっていました、この排水弁は金属などが挟まると今度は水が溜まらなくなったりする原因になります、不具合の多い場所のようです。ゴムパッキンを掃除して元にもどしました。

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どちらもレバーを排水に回した状態の写真です、上の写真が修理前で下が修理後の写真です、紐は硬い繊維で作られていますが年数が経つと伸びてきます、排水弁には調整穴が開いているので今回一番下の穴にセットしました、もう一つ上の穴でも良さそうでしたが全開に開くのが一番下の穴でした。次回流れが悪くなったら紐を短くして対応します。

排水弁を分解しなくても穴に入れる場所を変えて紐を伸ばすだけで直る場合もありますが、今回は排水弁の動きがきつかったので下の穴にしてもほとんど弁が上がりませんでした。

この後は分解した逆の順番で戻していけば問題ありません。水を溜めて流したところ新品時と同じ勢いで流れるようになり無事修理成功です。修理代として清掃員さんにジュース1本おごってもらいました!

 

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